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高尿酸血症(痛風)

尿酸値が高い(高尿酸血症)と聞くと、痛風を思い浮かべられる方もいらっしゃると思います。しかし痛風とは、尿酸が血液に溶けきれなくなって結晶化したものが関節に炎症を起こすものであり、高尿酸血症と同義語ではありません。また高尿酸血症は痛風発作を起こすだけでなく、心筋梗塞や心不全、糖尿病や腎不全などにも関係しているとされています。

痛風は通常、症状の経過や痛みの部位により診断しますが、似た症状で起こる蜂窩織炎や他の原因による関節炎のこともあるため、内科以外で対応をしなくてはいけないこともあります。

尿酸値を抑えるとき、プリン体の摂取を控えるためにビールは飲まないようにしている、という話をよく耳にします。アルコール飲料のCMでプリン体カットなどの謳い文句も聞かれますが、そもそもアルコール自体がプリン体を増やしてしまうため注意が必要です。

尿酸も糖尿病、高血圧や脂質異常症と同様に治療基準が異なるためご相談ください。

以下に当てはまる方はご相談ください

尿酸値 7.0 mg/dL以上

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